つれづれエッセイ

信頼できる海外情報源「海外ニュース翻訳情報局」 なぞの編集長・樺島万里子さんはハスキーボイスの癒やし系

アメリカ摩天楼

こんにちは。ライターまぐのりあです。

日本のニュースには海外情報が少ないと思いませんか?

ずっと日本にいると、こんなもんかと思ってしまいますが、海外暮らしの後に帰国すると、海外の話題・情報が少ないことに気がつきます。

また巷に溢れている言説も、偏っていたり、間違っていたり。

そんな状況に業を煮やして「海外ニュース翻訳情報局」を立ち上げたのが樺島万里子さん。

今回は「海外ニュース翻訳情報局」とその編集長である樺島万里子さんについてです。

海外ニュース翻訳情報局とは

WEBサイト「海外ニュース翻訳情報局」

中心メディアはWEBサイト「海外ニュース翻訳情報局」。

東京を拠点とする独立系メディアです。

世界中にいる約20名のボランティアが世界中の記事や論文などを検証。それらを日本語に翻訳してくださっています。

国益になり、若い世代が希望が持てるようなサイトにしたいとのこと。

センセーショナル、スキャンダラスでない事実に基づいた記事を良心的に発信しつづけていらっしゃいます。

YouTube「まりぞう」はバラエティ

YouTubeチャネル「まりぞう」でも発信されていますが、こちらはバラエティ。

政治家の演説あり、有名人のインタビューあり。

例えば、あのゾマホンさんも。

【ネット文壇バー】ゾマホンさんご来店(前編)

樺島万里子さん、いったい何者なんでしょうか。情報網もすごいですが、人脈もスゴイ!

まりこdeナイト」ではご本人が出演。顔が画面から外れているのが残念ですが、癒やし系のハスキーボイスが素敵です。

樺島万里子さんってこんな人

私が樺島さんと知り合ったのは、政治・経済・歴史をテーマにした、とある会合でした。積極的に質問・発言される知的な女性。

でも、けっしてお固いわけではなく、ソフトな声と物腰がとってもチャーミングなんです。

ご両親のお仕事の関係で小さい頃から海外生活には親しみがあったのこと。ヨーロッパやカナダなど数カ国の長期滞在経験があるそうです。

そのため、子どもの頃から、海外での日本についての報道に疑問に思う一方で、日本の海外についての報道に疑問を持ってきたといいます。

海外情報は嘘ばかり

特に海外報道における日本メディアへの不信は私も同感です。

古い話で申し訳ありませんが、わかりやすい例を2つほど挙げます。

「危篤」のフセイン国王、飛行機に乗る

1999年2月、ヨルダンのフセイン国王が崩御されました。現アブドゥッラー国王の父君です。

このとき、日本のニュースは「ヨルダンのフセイン国王が危篤である。アメリカで療養していたが、飛行機で帰国の途についている。国民は国王に何かあったのではないかと心配している」との報道でした。

のりあちゃん
のりあちゃん
危篤の人を飛行機に乗せる?

そこが疑問でした。

ヨルダンでは自国で死なないと、王子に継承権がなくなるとか?

でも、それならアメリカで療養しているのが、そもそもおかしいし……

いろいろなことを考えましたが、それに対する説明はなし。

当時、BS放送で世界のニュースが見られました。今でもダイジェスト版が見られるようですが、当時は昼間の見やすい時間にアメリカばかりでなくイギリスやドイツ、フランスなどのニュースがフルバージョンで放映されていたのです。

そこでドイツZDFを見てみると、同じニュースが「フセイン国王は脳死の状態にある。生命維持装置をいつ外すかは家族の判断にかかっている」でした。

のりあちゃん
のりあちゃん
そういうこと!

それなら話はわかります。

日本のニュースは「なんでそうなる???」というぐらいおかしい。

それまで、ニュースが理解できないことを恥ずかしく思っていました。

子どもの頃は大人になればわかるだろうと思っていましたが、大人になってもわからない。

自分はなんて無教養なのだろう。ニュースも理解できないなんて、と絶望していましたが、違う!

私のせいではなかったんです。ニュースのほうが変だった!

東ティモールの国民投票報道は針小棒大の極地

1999年8月、東ティモールで独立に関する住民投票が行われました。

ティモール島はインドネシアの東にある島で、16世紀にポルトガルに植民地化されました。その後、紆余曲折あって、西はインドネシアとなった後も東はポルトガルの支配下にあり続けました。ポルトガルでの政治状況の変化もあって東ティモールで政治運動が自由化されると、内戦状態となり、インドネシアの介入を招きます。

そんなゴタゴタの後の住民投票でした。

日本では、国外に逃げ出す人々の映像がさかんに映し出され、圧力を恐れて人々は住民投票に行かないのではないかとの論調でした。

当時、インターネット普及以前。SNSもありませんから、大メディアの報道しかありません。

そうなのか、と思っていたところ、蓋を開けてみれば、投票率は98%以上。

のりあちゃん
のりあちゃん
は? 2%の人々のことを報道していたの?

珍奇なこと、おもしろいことを報道してもいいです。当たり前のことを報道しなくてもいいです。しかし、一般の日本人は東ティモールのことなど知りませんから、大枠は外さずに伝えてくれないと、それがすべてかと思ってしまいます。

2%のことを100%であるかのような報道をされてはたまりません。

このときは、トンデモ報道の数日後に具体的な数字が出たので、ウソがはっきりとわかりましたが、そうでない場合は針小棒大な報道に気づけません。

こんな報道をしているのか、とあきれた一件でした。

 

上記2例は同じ年の出来事だったので、以来、決定的にマスコミ不信になったことを覚えています。1999年は個人的なマスコミ離れ元年です。

海外情報は情報源の選択が重要

情報増とともにデマも増加

日本国内のことならある程度常識が働きますが、海外のことは土地勘がないので、トンデモ情報でも「外国ではそうなのかな」と信じてしまいがちです。

今はインターネットがあるので、いろいろな情報にアクセスすることができるようになりました。

しかし、それで情報が正確になったかと言えばそうでもなく、デマもまた増えました。

自分で自分を洗脳!?

わかりにくい海外の情報はとくに情報源を選ばないと、いけません。

YouTubeなどでは「関連動画」がクセモノで、次々と同じような話を聞いているうちに自分で自分を洗脳してしまい、知らず知らずのうちに、ウソや陰謀論に巻き込まれてしまいます。

なお、陰謀論に関しては内藤陽介先生の『みんな大好き陰謀論』『誰もが知りたいQアノンの正体』も参照していただきたく思います。

みんな大好き陰謀論
内藤陽介『みんな大好き陰謀論』ビジネス社 ユダヤ陰謀論を斬る!スーパー知識人内藤陽介がユダヤ陰謀論を一刀両断! 陰謀論側の本ではありません。陰謀論に騙されないようにするための本です。...
みんな大好き陰謀論II
内藤陽介『誰もが知りたいQアノンの正体 みんな大好き陰謀論II』ビジネス社内藤陽介の陰謀論シリーズ第2弾はアメリカのネトウヨ「Qアノン」の正体を暴く本。編集ライターが語ります。...

SNSの発達によって、かえって知らない人が知らないことを無責任に発信するようになってしまいました。

商業メディアや無責任発信とは一線を画す情報源

そんな中、「海外ニュース翻訳情報局」は海外を知る人々により情報が発信されています。人間の営みですから、間違いや勘違いはあるかもしれませんが、事実を知ってもらいたいとの思いから良心的に発信されている貴重な発信源です。

ウソだらけのマスコミ、デマだらけのSNSとは一線を画す情報に触れてみませんか。

新しい発見があるかもしれませんよ。

海外ニュース翻訳情報局のメディア

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愛新覚羅さん、いるんですね。しかも日本に。

最後まで読んでくださってありがとうございました。