【ライティングアシスタントチーム倉山工房・編集担当が語る制作書籍紹介】
フランスではルペン党が第一党に。
イギリスでは保守党が壊滅的な敗北をし労働党が大勝。
そして日本でも都知事は混乱模様。ネットの勢いが増していますね。結局、小池圧勝(?)で落ち着くところに落ち着きました。
世界中で変化の兆し。
しかし、良くも悪くも日本の変化は鈍い。
日本の政治はどうしてこうなのか、倉山満が明らかにします。
日本の今と今後を知るために、必読の一冊!
出版社(PHP研究所)さんによる解説 アマゾンサイトより
政治とカネなど入口にすぎない! 派閥は絶対に解消しない!国民に絶望を与える闇と茶番を憲政史研究家がくまなく解説。
「派閥解消」「政治改革」は自民党のお家芸。過去、何度となく繰り返された光景である。派閥解消を口にするたび、党内の派閥は強固になっていった。資金に関する自浄作用は、今に至るも見られない。もちろん、彼らが使っているのはわれわれの税金だ。
「選挙に行く意味がない政治」はどうすれば変わるのか?堕落しきった「万年与党」が政治を支配してきた要因、国民に残された唯一の希望のありかを探る。
政権交代を望む声が高まる今、様々な疑問に対する答えが盛り込まれた1冊。
第1部 これだけは知っておきたい政治改革挫折の歴史
第2部 あなたが日本の政治に絶望する十の理由
終章 「ひれ伏して詫びよ」
政治改革の歴史
第1部は政治改革の歴史です。
いろいろな人がいろいろやろうとしたけれど、どれも成功したとはいえない。
しかし、知っておくことで、どうして今、こうなっているのかがわかります。
日本の政治に絶望する理由
第2部の見出しは「あなたが日本の政治に絶望する十の理由」。
「そういえば、そうだな」
「そうだったのか!?」
など、きっと発見があるはず!
第2部で個人的に特におすすめしたいのは「その9」の思考実験「自民党よ、ファシズムをやれ」。
あえて書かれたアンチテーゼですが、そのぐらいのことが言いたくなる日本の政治状況をなんとかしたいものです。
いまこそハマコー
終章はフィーチャリング浜田幸一(政治家、タレント。1928~2012)。
「いまこそハマコー!」
口をとがらせていつもぼやいていた、愛嬌があるけれども変なオジサンぐらいの印象しかなかったのですが、この仕事を機会に著作を読んでみると、意外と正論を言っていたんですね。
倉山先生いわく「カルピスの原液のようなオヤジ」(終章より)。
日本に国家意思があるのか、そこが今、問われています。
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最後まで読んでくださってありがとうございました。