香水レビュー

濃厚で妖艶な香り: Chanelココ、Jean-Louis Scherrer シェレル2、Rochasマダムロシャス

レトロな香りで個性を際立たせたい人、昔ながらの「ザ・香水」が恋しい人たちへ。

最近のフレグランスは軽やかで控えめなものが多いですね。重厚な香りはあまり出ていません。

今回は超古典からバブリーな香り。

シャネル、ココ(Chanel, Coco)

トップ ローズ、コリアンダー、ピーチ、ジャスミン、マンダリンオレンジ
ミドル クローブ、ローズ、オレンジブロッサム、ミモザ、クローバー
ベース アンバー、サンダルウッド、トンカビーン、シベット、オポポナックス、バニラ、ラブダナム

シャネルココは「ザ・香水」のイメージそのもの。一昔前の空港の免税店の匂い。

でも、やっぱりシャネル。凡庸な香りではなく、ひと味もふた味も違う。スパイシーでありながらフェミニン

寒い季節にはこれで暖をとりたい。

持続性は強いです。つけすぎにはくれぐれも注意。

足首など、鼻から遠いところにつけて、立ち上がってくる香りを楽しむぐらいが丁度いいかな。

バブリーな80年代の香り。

のりあちゃん
のりあちゃん
にしても濃い~なあ

同じくバブリーでも明るいフレグランスが好きな方はトレゾア(関連記事はこちら)など、いかが?

tresor
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ジャン・ルイ・シェレル、シェレル2(Jean-Louis Scherrer, Scherrer 2)

ジャン・ルイ・シェレルの「シェレル2」は温かみのあるフローラル。

甘みがあるためか、重厚なのにソフト。嫌味がありません。

トップ パイナップル、アニス、マンダリンオレンジ、ベルガモット
ミドル 蜂蜜、チュベローズ、ローズ、ジャスミン、ユリ、スズラン
ベース アンバー、ベンゾイン、サンダルウッド、ムスク、ヘリオトロープ、バニラ

シャネルのココとも似た濃い~香りですが、シェレル2のほうがフローラル。

シェレル2も80年代の香りです。

「シェレル」もあるので、お間違いないなきよう!

番号のついていない「シェレル」もあるのですが、グリーンノートが強く出て、私には男性的と感じられます。

しっかり香るユニセックスな香りをお探しなら、おすすめ。ただ「濃厚」ではありますが「妖艶」ではないので、注意!

「濃厚で妖艶」なのは「シェレル2」です。

ロシャス、マダム ロシャス(Rochas, Madame Rochas)

マダム ロシャス、最初はキツイかな、と思いましたが、だんだんとフローラルな柔らかな香りとなり、ラストは何とも言えない穏やかで落ち着きのある香りに。お香のようになります。

トップ アルデヒド、ヒヤシンス、グリーンノート、ネロリ、ハニーサックル(スイカズラ)、ベルガモット、オレンジブロッサム、レモン
ミドル アイリス、スイセン、オリスルート、イランイラン、ローズ、スズラン、ジャスミン、ヴァイオレット、チュベローズ
ベース オークモス、サンダルウッド、ベチバー、ムスク、アンバー、トンカビーン

1960年に登場し、1989年に再登場。

「マダム ロシャス」とは、創業者マルセル・ロシャス夫人のエレーヌのこと。彼女はマルセルのミューズであり、店の顔。香水の世界ではパリだけでなく全世界に影響力を持つ女性でした。そしてみずから広告塔となったのです。

パリの有名な女性の名前が香水につけられたのは初めてだったそうです。
(参考文献『フランス香水伝説物語』)

エルメス、ルージュ

インパクトのある小悪魔的な香り。お香系の残り香が秀逸。

詳しくはこちらをどうぞ。

エルメスは個性派ぞろい:ナイルの庭、ルージュ、ヴァンキャトルフォブール、オーデメルベイユ個性的なエルメスの香り4選:ナイルの庭、ルージュ、ヴァンキャトルフォブール、オーデメルベイユで個性を主張しよう!...

ゲラン、サムサラ

香水業界の老舗ゲラン。

最近はアクアアレゴリアシリーズなど軽めの香りをヒットさせていますが、従来はホワホワしたオリエンタルな香りが多かったように思います。

ゲランにしてはシャキッとした濃厚さのサムサラ。80年代の大ヒットフレグランスです。

詳しくはこちらをどうぞ。

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デタイユ、シェリアンヌ(Detaille, Sheliane)

デタイユシェリアンヌはオリエンタルで豪華なフレグランス。派手派手なので、人と場所を選びます。

私は外にはつけていきづらく、家の中で楽しみました。

トップ クローブ、コリアンダー、ナツメグ、レモン、ベルガモット、オレンジ
ミドル イランイラン、ローズ、アイリス、ジャスミン
ベース アンバー、ベンゾイン、ラブダナム、バニラ

本記事で紹介した濃厚な香りたちの中でも、最も妖艶でセクシーな香りなのですが、残念ながら入手困難なようです。

もし見つけることができたらオススメ!

まとめ

古典的で濃厚な香りは、若い人は身体にはまといにくいかもしれません。でも贅沢なルームフレグランスとして使ってみてはいかがでしょうか。寒い季節には温まりますよ。

濃い~ので、洗わなければ次の日まで持続します。

一日中、濃い~香りばかりまといたくないという人はティッシュやコットンなどに含ませて着脱できるようにすれば、酔わずに済みますよ!

最期まで読んでくださってありがとうございました。

濃厚で妖艶な香り、おすすめフレグランス