香水レビュー

【香水レビュー】和風の香り オサジのジンコウ(沈香)、ヒバ(檜葉) 柔らかに香る木々や花々

和風の香りをお探しですか?

今回は日本のブランドであるオサジジンコウ(沈香)ヒバ(檜葉)を紹介します。

ジンコウは上品なお香系、ヒバはさっぱりとしたグリーン系。

木々や花々の香る柔らかなフレグランスです。

オサジ、ジンコウ(沈香) 軽やかなお香

オサジジンコウ(Osaji, Jinkou)は品のいいお線香の香り。

「お香系」とされる香りには強いものが多いですが、オサジのジンコウは軽やかです。

変化はあまり感じられず、最初から最後までお線香。

ほんのり香る控えめなフレグランス。

濃厚な「ザ・香水」が好きではない人、周囲に香水の使用を気づかれたくない場合などにいいでしょう。

お線香を感じさせる香料は沈香ですが、ユリスズランのフローラルな香りとムスクバニラのほわほわ感でおしゃれに仕上がっています。

冬は落ち着き、夏にも涼しげで、オールシーズンまとえる香り。

シチュエーションもあまり選びません。

さっぱりしたいとき、くつろぎたいときに。とりわけ瞑想に最適。

着物にも合いそう。

ミニボトルもあります。

オサジ、ヒバ(檜葉) 部屋にいながら森林浴!

オサジヒバ(Osaji, Hiba)清涼感のあるグリーン系、ウッド系の香り。

部屋にいながら森林浴をしているような感じ。

ゼラニウムが華やかさを演出します。

香料:檜葉、白樺、ゼラニウム、アンバー、サンダルウッド

スポーツ後やお風呂上がりに一吹きしてさっぱりしたい感じ。

カジュアルなイメージですが、しゃき感もあり、仕事や勉強中にまとったら集中力が増すかも。

ミニボトルもあります。

ブランド・オサジについて

日本発のオサジ。ブランド名は日本語の「おさじ」から来ているようです。

江戸時代、大名や将軍に仕える医師を、匙を使って薬を調合するすがたになぞらえ「お匙(おさじ)」と呼びました。 (公式サイトより)

開発者の茂田正和氏は皮膚科学を重視しています。

皮膚がどんな構造になっていて、どんな機能があり、どう健康と美しさを保っているか。その言葉のひとつひとつに耳を傾け、皮膚が本来求める化粧品作りを追求してきました。(公式サイトより)

皮膚にやさしいことに気をつかって製品を開発しているので、敏感肌の人におすすめです。

OSAJIは国際的なオーガニックコスメの認証は受けていません。その理由は、認証の基準の中で、使用して良いとされている成分、使用すべきとされている成分、それらでは真に安全なものが作れないと考えているためです。(公式サイトより)

健康を謳った製品には天然・自然であることを売りにしているものが多いですが、オサジでは天然の植物が必ずしも皮膚にやさしいとは限らないし、合成香料が人体によくないということではないと、教条的なイデオロギーではなく、人間の皮膚によりよいものを求めて開発する姿勢に好感がもてます。

和風の香り

なお、
「香りをまといたいけれど、すぐに飽きてしまう」
「ボトルを使い切らない」
「香水は、まず試してみないと……」
という方には、カラリア 香りの定期便をお勧めいたします。

お好みのフレグランスを選んで少量だけ送ってもらうことができます。

最後まで読んでくださってありがとうございました。

少しでも香り選びの参考になれば幸いです。

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