【香水レビュー】
フリージアは上品で甘みのあるフローラル。
フリージアの香りには、あまり重たい香りはないように思います。
軽やかで、明るく、楽しい香りたち。
どれも共通して独特の透明感があります。
Thousand Colours E2124ディライト オアシス
サウザンドカラーズのE2124ディライト オアシス(Delight Oasis)はみずみずしい香り。
爽やかでジューシーなシトラスで始まり、甘みのある明るいフローラルが花開きます。
かき氷のシロップのようなおいしそうな香り。
トップ | タンジェリン、レモン、キューカンバー |
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ミドル | フリージア、マグノリア、ローズ |
ベース | アイリス、ドリフトウッド、ムスク |
それで、ちょっと瓜っぽい感じ。
明るくヘルシーな香り!
ややカジュアル。
スポーツやレジャー時、気分を明るくしたいときにいかが?
MOLTON BROWN リリー&マグノリアブロッサムEDP
モルトンブラウンのリリー&マグノリアブロッサム(Lily & Magnolia Blossom)EdPはゴージャスな香り。
トップから花花花のフローラル。
酸味のある明るい香り。
トップ | マグノリア、ホワイトティ、グリーンマンダリン |
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ミドル | リリーオブザバレー、ピオニー、フリージア |
ベース | サンダルウッド、ホワイトムスク、イランイラン |
ミドルからラストにかけては、イランイランが効いて妖艶に。
8EIGHT ELEMENTS ビー
トップ | ベルガモット、レモン |
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ミドル | フリージア、マグノリア、リリー |
ベース | カブルヴァ、アトラスシダー、ムスク |
酸味のあるフローラル。
トップはシトラスのさわやかな香り。
徐々に華やかな花々が咲き誇ります。
ウッディなベースが効いて、落ち着いた香りに。
ありそうでない希少な香り。
ウッディフローラルなカブルヴァ
「カヴルヴァ」で検索すると、このBEEがヒットします。
ブラジル東部原産のウッディフローラルな香り。
「カヴリューバ」とも。
ブラジルに同名の都市があります。
フォーマルなイメージの個性派
ビーは強い香りではないけれども個性的。
好き嫌いは分かれるかも。
でも、ひんやりとした感じで、しつこさはありません。
オフィスなどフォーマルな場所でも使えそう。
シチュエーションは選ばないクールな香りです。
Versace エロス フェム オーデトワレ
ヴェルサーチのエロス フェム オーデトワレ(Eros Pour Femme EDT)は
トップはレモンの酸味から。
ラズベリーの甘さとフリージアやマグノリアの明るくライトなフローラルの組み合わせのミドルが続きます。
トップ | レモン、マンダリン、ラズベリー、ホワイトカラント、カロン |
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ミドル | フリージア、マグノリア、オレンジブロッサム、ジャスミン |
ベース | ムスク、アンブロックス、フローラルペタル、パチョリ、センシュアルウッド |
今回紹介の香りの中では、甘さが最も強く出ている香り。
エロスという名前の通り、ちょっと怪しい感じのイメージ。
Lancomミラク、Lanvinマリーミー
マグノリアとフリージアは相性がよいようで、今回記事「フリージアの香り」で新紹介の香水(E2124ディライト オアシス、リリー&マグノリアブロッサム、ビー、エロスフェム)には、どれもマグノリアの香りが入っていました。
そして、逆に過去記事「マグノリアの香り」で紹介のLancomミラク、Lanvinマリーミーはフリージアとともにあります。
こちらもあわせてお読みください。
Ralph Lauren ロマンス、Jo Malone イングリッシュペア&フリージア
ロマンスとイングリッシュペア&フリージアは「ライトな花の香り」に掲載。
どちらもクセのない香りです。
Victoria’s Secret ピュアセダクション
「ちょっとしつこいけどクセになる香り」で紹介しているヴィクトリアシークレットのピュアセダクションはリーズナブルで使い勝手がよさそう。
普段遣いのフルーティフローラル。
今回はフリージアの香水を集めて見ました。
香り探しのお手伝いになりましたか?
「香りをまといたいけれど、すぐに飽きてしまう」
「ボトルを使い切らない」
「香水は、まず試してみないと……」
という方には、カラリア 香りの定期便をお勧めいたします。
お好みのフレグランスを選んで少量だけ送ってもらうことができます。
最後まで読んでくださってありがとうございました。