【香水レビュー】
今回は、ミステリアスなベンゾインの香りを紹介します。
平たく言うと蜂蜜とブランデーを合わせたような香り。
日本語は「安息香」。名前どおり、アロマテラピーの世界でも、安心感を与え、気を静め、落ち着く香りとされています(「安息香」の由来は諸説あります)。
神経がたかぶっているとき、鬱のとき、精神的に疲れているとき、などに有効なのだとか。
PRADA、キャンディ オードパルファム
プラダ(Prada)のキャンディ(Candy)はおしゃれな癒やし系。
トップ | キャラメル |
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ミドル | ムスク、パウダリーノート |
ベース | バニラ、ベンゾイン |
名前が「キャンディ」だし、香料リストのトップに「キャラメル」とあるので、お菓子のような甘ったるい香りかと思ったら、意外とさっぱりしています。
たぶん。
そんな爽快感のある甘さです。
プラダのインフュージョンシリーズ(詳しくはこちら)に通じる、軽やかな香り。
トップはおしゃれ。
ミドルはパウダリーですが、せき込むような化粧臭さはなく、ほんのりと温かい感じ。
ラストはバニラとベンゾインが安心の香りを紡ぎ出し、癒やし系に。
オフィスにも遊びにもOKだけれど、くつろぎたいときやお休み前などに最もおすすめです。
BON PARFUMEUR、402 オードパルファム
ボン パフューマー(Bon Parfumeur)の402オードパルファム(Eau de parfum 402)は、ほんのり甘い、ほわほわの香り。
たぶんヘリオトロープが効いているのでしょう。
「パウダリー」とは少し違う、モフモフの布地をまとっているような暖かさ、心地よさがあります。
トップ | アップル、アーモンドフラワー |
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ミドル | バニラ、ヘリオトロープ |
ベース | ムスク、ベンゾイン、トフィー、シュガー、サンダルウッド |
キャラメル状のお菓子です。
プラダのキャンディと通じるものがあり、甘すぎない甘さで、包み込まれるような感じ。
キャンディはラストで安らぎの香りになりますが、402はいつまでも楽しく元気な香りです。
冬の外出にまといたいですね。
カジュアルでもフォーマルでもいけそうです。
また、老若男女を問わず使えそう。
CHOPARD、カシミア
ショパールのカシミアはアラビアンナイトの世界に導かれるエキゾチックな香り。
詳しくはこちらをどうぞ。
ROSHAS、ロシャス ファム
ロシャス ファムは渋~いベンゾイン。
香料ベンゾインは甘いのですが、ロシャス ファムは渋々です。
大人の香りを探しているあなた、ぜひお試しを!
詳しくはこちらをどうぞ。
GUERLAIN、ルールブルー
ゲランのルールブルーは華やかさの中に落ち着きと気品のある大人のベンゾイン。
数々の名香を生み出してきた老舗ゲランのロングセラーの中でも個人的に特に気に入っています。
詳しくはこちらをどうぞ。
MAISON MARGIELA、ビーチウォーク
メゾンマルジェラのビーチウォークはカジュアルなベンゾイン。
当たり障りない香りで、汎用性は高いでしょう。
詳しくはこちらをどうぞ。
「香りをまといたいけれど、すぐに飽きてしまう」
「ボトルを使い切らない」
「香水は、まず試してみないと……」
という方には、カラリア 香りの定期便がおすすめ!
お好みのフレグランスを選んで少量だけ送ってもらうことができます。
最後まで読んでくださってありがとうございました。