【香水レビュー】ジェンダーフリーの香り（０）女性も使えるメンズフレグランスオーソバージュ、ロードゥイッセイプールオム、ブリットフォーメン

【香水レビュー】

ペアで使える香りをお探しですか？

今回は女性も使えるメンズ香水をご紹介します。

ディオール、オーソバージュ

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ディオール（Dior）のオーソバージュ（Eau Sauvage）は「野生の水」という意味。

苦味があり、ウッディな香りも強いので、どちらかといえば名目どおり男性向けの香りだと思いますが、女性でオーソバージュをまとう人も少なくありません。

実際に開発段階から、「女性も使える男性用香水」とのコンセプトでした。

トップ	レモン、ベルガモット、バジル、ローズマリー、キャラウエイ、フルーティノート
ミドル	ジャスミン、コリアンダー、パチョリ、オリスルート、サンダルウッド、ローズ
ベース	オークモス、ベチバー、ムスク、アンバー

1966年発売。もはや古典ですが、古さを感じさせません。

それまでの男性用フレグランスになかったフローラルな香り。

しかし、大ヒットしすぎて、その後の男性用製品（ヘアトニックなど）がこれを真似したため、今の人は逆に、オーソバージュに「トニック臭」を感じるかも。

さっぱりとしたシトラス系フレグランス。

スポーツ後、シャワーを浴びた体にシュッと一吹きすれば爽快感が増すでしょう。

男女ともに年齢を問わず使える香りです。

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三宅一生(Issey Miyake)のブランドなので、そのままストレートにロードゥイッセイ（L’Eau d’Issey pour Homme）＝「イッセイの水」とのネーミング。
プールオムはフランス語で「男性用」です。

トップ	ユズ、レモン、ベルガモット、マンダリンオレンジ、サイプレス、キャロン、コリアンダー、タラゴン、セージ
ミドル	ロータス、ナツメグ、スズラン、サフラン、シナモン、ゼラニウム、ミニョネット
ベース	ベチバー、ムスク、シダー、サンダルウッド、タバコ、アンバー

柑橘系の香料が並んでいますが、いわゆるミカン類の香りはあまり強くありません。

中性的なさわやかさで始まり、お花が香り、ウッド系のベースに落ち着きます。

やわらかで控えめな香りですが、意外と持続性があります。

ロードゥイッセイプールオムも、どちらかというと男性向けだと思いますが、オーソバージュよりさらに女性に寄った香りです。

ウッディノートが強めであること以外はメンズ要素よりレディース要素のほうが強い。

軽やかさ、爽やかさが特徴の「マリン」に分類される香りです。

たしかに海や空をイメージさせます。

ロードゥイッセイプールオムの派生香水。やや濃厚。詳しくはこちら。

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バーバリ（Burberry）のブリットフォーメン(Brit for men)はレディースのブリット（関連記事はこちら）とはぜんぜん別物のスパイシーな香り。

トップ	ベルガモット、ジンジャー、カルダモン、グリーンマンダリン
ミドル	ワイルドローズ、シダーウッド、ナツメグ
ベース	トンカビーン、ウッディ、グレームスク、パチョリ

トップはシトラスのさわやかな香りが立ち、だんだんとスパイスが効いてきて、ウッディ（木の香り）に落ち着きます。

とくにジンジャーの香りが特徴的。

しょうが好きにはおすすめ！

お風呂上がりやスポーツの後にシューすれば爽快感が増します。

いちおうメンズですが、女性が使ってもOK！　クールで凛々しい感じに。